ジョージ・マイケルがクリスマスの日に亡くなった。本当の「ラストクリスマス」ってわけか。
ラストクリスマスの『ワム!』と言うのが分かりやすいのかな?ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッチリー(懐かしっ)の『ワム!』は、僕が洋楽を聴き始めるきっかけになったイギリスのポップ・デュオです。
初めて買った洋楽のレコードは彼らの12インチシングル「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」でした。(このダサい邦名は、今となっては、非常に的を得てるのかもしれないな)モータウン調のオルガンが印象的なノリノリのポップチューンでした。
この後に発売される2ndアルバム「メイク・イット・ビッグ」も買いましたね。収録曲がなかなか凄い。前記の「ウェイク・ミー・アップ・ビフォー・ユー・ゴー・ゴー(ウキウキの本当の題名)」の他にmaxellカセットテープのCMで人気だった「フリーダム」、「恋の駆け引き」そして「ケアレス・ウィスパー」と名曲揃いっ!ちなみに「ケアレス・ウィスパー」は郷ひろみと西城秀樹(抱きしめてジルバ)もカバーしてたな〜。
なんか、その辺りのアイドルよりもアイドルでしたね。音楽的に何にも残らなかった80年代とかいわれるけど、何にも残らないわけないよね。ジョージ・マイケルがいたんだから。その時代に一番輝いていたキラ星が消えたんですね…
ラストクリスマスを聴きながら、なんて「ベニスに死す」でもあるまいし。実際はそんなセンチメントな事象なぞ、挟み込む余地も無く、苦しんで死んじゃうんだろうな、かわいそう。
今日は少しばかり体調もよく、近くの公園まで散歩しました。今になって、やっぱり、頭が痛いんですけどね。
ブログを書いていて、当時中学生だったワタクシのなけなしの金、全部レコードに注ぎ込んでいた事を思い出しました。カルチャークラブ、デュラン・デュラン、ユーリズミックス、マドンナ、あと、あと…ってキリないわ。