朝 早い時間に家を出て仕事に向かい
昼 弁当を掻き込み休む暇も取らず
午後 また仕事に精を出して
帰路にふと 幸せについて考えてみた。
幸せは歩いてこない
だから歩いてゆくんだね
チータがそう言ってる
汗かき べそかき歩いてりゃ
私も幸せになれますか
私の刻んだ足跡に 綺麗な花は咲きますか
家族を持って子供も素直に育っている
夕飯作って待ってる妻がいる
ならば何処に向かって歩けばいい
帰りに寄ったコンビニのコロッケに背徳感を感じたけど 電線に止まった椋鳥の集団を見上げ 煙草を燻らせた。
もう、たくさんだ。
家路に向かう車の中、夕日が朱赤に染まっていた。